膵癌の治療は病期別に大まかに分けると以下のようになります。
stageⅠ~Ⅳa 手術
StageⅣa 放射線化学療法
StageⅣaでも動脈浸潤などで手術困難な例が対象となります。
最近の報告では、平均生存期間は20か月程度です。
StageⅣb 化学療法
転移がみられる場合が該当します。
平均生存期間は10-12か月前後です。
膵癌の治療は病期別に大まかに分けると以下のようになります。
stageⅠ~Ⅳa 手術
StageⅣa 放射線化学療法
StageⅣaでも動脈浸潤などで手術困難な例が対象となります。
最近の報告では、平均生存期間は20か月程度です。
StageⅣb 化学療法
転移がみられる場合が該当します。
平均生存期間は10-12か月前後です。
化学療法
一般的には週1回、2週に1回など定期的に外来に通院しながら、点滴による治療を行います。 この点滴治療は体力的に可能な限り継続するため、自宅から通いやすい病院がよいです。 保険で認可されている治療の場合は、病院間の差は少ない(と思います)ので、消化器内科専門の医師がいれば有名な病院に拘る必要はありません。
膵臓の化学療法を行う医師としては、消化器内科、消化器外科、腫瘍内科などの医師が考えられます。手術前後の化学療法以外は、黄疸などの合併なども頻度が高いので、消化器内科医師を主治医とすることをお勧めします。
手術の場合
納得できる病院で手術を受けてください。ただし、セカンドオピニオンで時間を使い過ぎないようにしてください。 進行が速いので、治療が難しくなる場合があります。一般に手術件数が多い方がよいと言われていますが、大病院(大学付属病院やがんセンターなど)で手術待ちの時間が長いようなら、比較的近くの基幹病院の方が良い場合もあります。大病院で先月まで手術をしていた医師が近くの病院に転勤してきた、という場合だってあります。
通常の治療に加え、上記の様なものをやってみたいという方がかなりいらっしゃいます。
明確な効果があれば、医薬品・治療法として学会発表されたり、国に申請し、認可されているはずです。一部、免疫療法などは効果が発表されていますが、かなり限定的なもので、保険で認可されるレベルには達していません。
これらの多くは害はないとは思うので、使っては駄目だとは申しませんが、あまり高価なものであれば、使う前によく考えてください。
営業妨害をするつもりはありませんが、インターネットで価格をみるとあまりに高価なように思います。